5月 172008
- 最悪 (講談社文庫)/奥田 英朗
- ¥920
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またまたまたまた、奥田英朗氏です。
最悪にツイていない人たちがバラバラに描かれていて、
最後の方で全員の話がひとつにつながり結末へ。
なんていうんでしたっけ。
こういう小説。
「群像小説」
でしたっけ。
伊坂幸太郎氏の『ラッシュライフ』も、
確かこんな手法だったかなと
ぼんやり思いながら読みました。
すごくツイていない、小さな町工場のお父さんが
とても可哀相で、泣けてきます。
小さなDTP屋の私も、
こんなツイていないことにならないように頑張らねば。
と、小説の内容はそっちのけで泣けてきます。
全体として、おもしろいです。