今日は組版(くみはん)についてです。
活版用語で版を作るときに、組んだ活字や写真版を
レイアウト指定に基づいてページを作成することです。
現代でいうと、QuarkXPressやInDesignなどのレイアウトソフトに、
指定に基づいて文字を流し込んだり、画像を貼ったりして、
ページデータを作成することです。
以前は、紙の指定紙あって、版面がどれくらいの大きさで、
文字の大きさはQ数やポイントで指定があって、
歯送りがいくつで、書体がゴナMで、写真とキャプションのアキは
必ず1ミリなど、細かい指定が来ました。
そこから手作業で版を作っていくので大変です。
DTPによって、すごく作業は効率的になりましたし、
時間も大幅に短縮できるようになりました。
マシンパワーもどんどん上がっています。
けれども、製版の知識がないと、
印刷に困らないデータはなかなか作れません。
簡単そうに見えて、なかなか難しいのです。