昨日は午後から打ち合わせでした。
取引させていただいている印刷屋さんから連絡があり、
「マスターページを作って欲しいから、詳しく話したい」
と言われていたのです。
マスターページとは、その本全体に共通する部分を
あらかじめ作っておいて、それを適用しながら
本を作っていく大事なページです。
版面を決めたり、各章のタイトル周りに共通する材料を
貼り込んでおいたり、ノンブルの設定など。
この体裁だと、和文はこの書体、欧文はこの書体に。
など、書体のセットもします。
全体の根幹になるデータです。
どうやらお客様は300ページ位の本を作るにあたり、
InDesign CS2で組版を考えているようでした。
QuarkXPress 3.3ならばある程度使えても、
InDesign CS2だと、自社で新規データを起こした事がないので、
不安だとのこと。
マスターページは、先を見通して作るために、
手間も時間もかかります。
マスターページがちゃんとできていれば、
後の作業は格段にラクになりますし、
つまらないミスも減ります。
マスターページの作成だけで、仕事全体の6割は終わったと
思って良い場合もあるほどです。
つまり、それほど大事な作業を任せてもらえるということは、
信頼されている明かしでもあります。
ありがとうございます。
今日もコツコツがんばります。