11月 012010
先月、DTP屋を廃業した方とお会いする機会がありました。
ずっとQX3.3をメインでデザイン、組版をされていたそうです。
(QX3.3:クォーク・エクスプレスという、一時代前のMac OS9で動く組版ソフトです)
インデザインに乗り換える機会を失ってしまって、
インデザインCS4発売の時に初めてMac OSⅩに触れたものの、
すでに仕事を依頼されることも減ってしまっていて、
メインの取引先であった出版社も倒産、合併されてしまい、
とても食いつないでいけなくなったとのことでした。
明日は我が身です。
とても他人事とは思えません。
「DTP屋の未来は無い! おしまいだ!」
という方も多数いらっしゃるとは思います。
でも、少数派なのかもしれませんが、
「DTP屋の未来は明るい!」
と私は思っていますし、同じように考えている方も知っています。
もちろん、今までのDTP屋という枠にこだわっていては
この先の未来は暗いのかもしれません。
「誰かが誰かに伝えたいと思っている内容を、レイアウト・文字組みを通して、うまく伝えられるカタチにする」
というのが、DTP屋の本質であると思っています。
印刷できるカタチにすることだけに、今までは特化していただけです。
そのカタチにするノウハウというのは、強みだと思っています。
ある本が出来上がったときの打ち上げに呼ばれた時に、
編集長から言われた言葉。
「私はドルフィンさんをDTP屋だとは思っていません。
編集が望んでいることをカタチにしてくれる屋さんです。」
お互いベロベロに酔っ払っていましたが、
これほど嬉しい言葉はありませんでした。
暗く考えても、仕方有りませんし。
DTP屋の未来は、明るいです。
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暗い話が多い中、こいう希望が持てるような
記事は、最近では珍しいような気がします。
早速、メモに書いてしまいました。
DTP屋の本質、これを会社の人間に
教えたいと思います。
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明るいと思えば、明るくなると思います。もちろん逆もしかりです。イメージとか思いって意外と大事だと思います。
私のところも厳しい状況ですけど、お互い頑張りましょう。
冊子印刷のご相談があったらぜひ!お願いします。
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暗い話が多いですよね。
色々な過渡期にこそ、やれることや可能性はたくさんあるハズ。地道にやっていきましょう。
メモしていただいて、大変恐縮です。
ありがとうございます!
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どうにかしよう!
と思っていれば、どうにかなるものだと私は信じて疑っていません。
思っていなければ、やっぱりどうにもなりそうもないので^^;
頑張っていきましょう!
ありがとうございます!