7月 132010
 

CS5は導入しないつもりでしたが、
結局いれてしまいました。
DTP屋ブログ-cs5
導入した理由はの一つは、入稿いただいたデータに対応できないと困るから。
もう一つは、電子書籍関連の機能を使いたかったからです。
InDesign CS5から、epub書き出し機能が充実しています。
CS3、CS4でも書き出せたのですが、より実用的になっています。
どちらにせよ、InDesignからただ単にepubを書き出すだけでは
出来上がったepubの手直し(xhtmlやcss)が難しくなるので、
手直しし易いepubを作るために、どんなInDesignを作るかがポイントです。
やっと最近、
「こんなもんかな」
と思えるepubを成形できるようになってきました。
印刷用の最終データから、商品として耐えうるepubができれば、
やっぱりそれが一番効率良いですよね。
epubは規格的にまだまだ日本語には向きませんが
(縦組みもできなれけば、ルビすらつけられない)、
今後の電子書籍基本フォーマットになるには、
シンプルで汎用性があって、良いと思います。
今後、epub規格がどうなっていくのか楽しみです。
※epubはアメリカの
International Digital Publishing Forum(IDPF)
が、決めているフォーマット規格です。
日本では、日本電子出版協会(JEPA)がその普及や発展を目指していて、
日本語仕様(縦組みとかルビとか)をepub規格に加えて欲しい旨の要求書を作って
IDPFにお願いしています。