6月 122008
 

今日は組版(くみはん)についてです。

活版用語で版を作るときに、組んだ活字や写真版を

レイアウト指定に基づいてページを作成することです。

現代でいうと、QuarkXPressやInDesignなどのレイアウトソフトに、

指定に基づいて文字を流し込んだり、画像を貼ったりして、

ページデータを作成することです。

以前は、紙の指定紙あって、版面がどれくらいの大きさで、

文字の大きさはQ数やポイントで指定があって、

歯送りがいくつで、書体がゴナMで、写真とキャプションのアキは

必ず1ミリなど、細かい指定が来ました。

そこから手作業で版を作っていくので大変です。

DTPによって、すごく作業は効率的になりましたし、

時間も大幅に短縮できるようになりました。

マシンパワーもどんどん上がっています。

けれども、製版の知識がないと、

印刷に困らないデータはなかなか作れません。

簡単そうに見えて、なかなか難しいのです。

  7 Responses to “組版(くみはん)について”

  1. SECRET: 0
    PASS:
    最近の若い人は写植やフィルム製版を知らないので、DTPで何がどうなったのかを実感できないですね。
    昔はよく写植屋さんで出張校正とかやったなぁ。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    組版…何か難しそうですが…
    思ったことは
    タナカさんは
    説明が
    丁寧ですね。
    大変そぅだけど
    知識や才能あったら
    あたしも
    ものを作る仕事
    やりたかった。
    あるとこで
    素人のあたしが
    組版てなに?
    って質問したら
    版を組むんだょ!
    …まんま(笑)
    説明になってなくて
    わからないままで
    タナカさんの
    blog見てほほぅ!と
    思ってます。
    スッキリしました。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは☆
    ペタを残してくださって本当にありがとうございました(/_;)/~~
    とってもうれしかったです!
    こんな小説のブログに遊びに来てくださってありがとうございまず(>_<)
    感謝の気持ちでいっぱいです!!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    私の世代あたりまでが、
    ギリギリDTPとアナログ製版の両方を
    経験できていると思っております。
    面付け台紙とか、印画紙すら、最近はなかなか見かけないですね。
    同僚が製版カッターを常に持ち歩いていて、
    おまわりさんに職務質問された時に発見され、
    連れて行かれた頃が懐かしいです。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    僕には、物をつくる才能なんて無いんです。
    だから、営業職しかできないんです^^;
    親切、丁寧、分かりやすくをモットーに、
    日々勉強してがんばります^^

  6. SECRET: 0
    PASS:
    ペタありがとうございます^^
    私は今年春から印刷会社で製版をしている社会人一年生です
    とても勉強になるブログです
    これからも拝見させて頂きます

  7. SECRET: 0
    PASS:
    一度足を踏み入れると、
    なかなか抜け出せない業界に入ってしまった
    わけですね^^;
    こんなブログでもよければ、また来てください^^
    お仕事は頑張り過ぎずに、楽しむのがコツです。

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