4月 112008
本日は、折(おり)について。
雑誌や書籍など、ページ数の多い印刷物を印刷する時、
当然ですが、1ページずつ印刷をしているわけではなく、
大きな紙に何ページかまとめて印刷します。
その大きな紙を折って、断裁して製本すると、
普段みている本の形になるわけです。
その折られる、つまりは1枚の紙に印刷される単位を
「折(おり)」と呼んでおります。
印刷する本文用紙の厚さや、仕上寸法によって、
基本的には変わります。
一番一般的なのは16ページ折です。
紙が薄目だと、32ページ折になったり、
厚目だと8ページ折になったりします。
16ページ折だと、表面に8ページ分印刷して、
ウラ面にも8ページ分印刷するわけです。
コレを、よいしょ、よいしょ、よいしょっと、
3回折ると、1折完成です。
同様に、2折目、3折目、4折目・・・というふうに、16ページの塊である
「折」をたくさん作って、最後に合体して本になるわけです。
ちなみに表紙は、表に2ページ分、ウラに2ページ分なので、
表紙折と呼ばれたりもします。
折ったときに、ちゃんとノンブルが若い順に並ぶようにするのが、
面付(めんつけ)です。
面付の話は、また長くなるので別の時に^^;
SECRET: 0
PASS:
へ~(ノ´▽`)ノ
自分の知らないことを教えてもらえるのって、すごく楽しいです♪
SECRET: 0
PASS:
>うみがめ様
楽しく感じてもらえると、私も嬉しいです。
誰も読んでくれないのではないかと、
常日頃から思って書いておりますので^^;